フランスで1950年代〜60年代に活躍したセラミスト
デニース・ガタールの作品です。
(文献によって名前はDenyseまたはDeniseと表記されています)
デニース・ガタールはフランスミッドセンチュリーのセラミストを代表する
ジョルジュ・ジューヴの妹です。
陶芸を兄から学んだデニース・ガタールは兄ととても仲がよく
兄と同じようなインスピレーションを受けたり
同じ釉薬を使って制作をしたので兄であるジューヴの作品と
よく似た光を放っています。
しかし彼女は1960年代半ばに陶芸作りをやめて
ジュエリー作りに専念するようになります。
そのため彼女の陶器作品は1965年頃までのものしかありません。
偉大すぎる兄の影に隠れていましたが
女性らしい優美さをもつフォルムが特徴の彼女の作品も
近年になって高く評価されています。
裏面にD.Gのサインが彫られています。
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タグ:ジョルジュジューヴ, セラミスト, ミッドセンチュリー
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